神宮大麻について
神宮大麻の祀り方についてご説明いたします。
頒布等については、神社庁またはお近くの神社にお問合せください。
神宮大麻とは
伊勢の神宮のお札を「神宮大麻」と言います。伊勢の神宮は、一般的には「伊勢神宮」と呼ばれていますが、正式には「神宮」と呼び、日本人の心のふるさととして親しまれてきました。
伊勢の神宮には、『天照大御神』をお祀りする内宮と、『豊受大御神』をお祀りする外宮があり、内宮の御祭神である『天照大御神』は、皇室の御祖神としての御存在であるとともに、日本の総氏神様であることから全国のご家庭で「神宮大麻」としてお祀りされるようになりました。
「大麻」というのは、もともとお祓いの際に使われた麻などのことでしたが、後に、お祓いを受けて授けられる御神札のことを指すようになり、毎年暮れになると、各地域の氏神神社を通じて頒布されています。
神棚の祀り方
南または東向きの、明るく清浄なところにおまつりします。お神札をおまつりする前に、丁寧に清掃します。そして、氏神さまの神職に「清祓」をしていただくのがよいでしょう。
神前の両側に榊を立て、神饌(米・塩・水など)をお供えします。また、お酒や珍しいもの、初物をいただいた時には、その都度お供えしましょう。